1947-12-06 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第42号
○原(彪)委員 日程第一四の舊鶴見臨港鐵道ほか三鐵道拂下げに關する請願につきまして、先ほど井谷委員よりその趣旨を御紹介に相なつたのでありますが、これと同樣な、つまり戰爭中強制買收され、しかも戰爭目的遂行のためという名目のもとに、私有財産とも言うべき株式會社の鐵道會社を強制的に買收された。
○原(彪)委員 日程第一四の舊鶴見臨港鐵道ほか三鐵道拂下げに關する請願につきまして、先ほど井谷委員よりその趣旨を御紹介に相なつたのでありますが、これと同樣な、つまり戰爭中強制買收され、しかも戰爭目的遂行のためという名目のもとに、私有財産とも言うべき株式會社の鐵道會社を強制的に買收された。
熊本、植木間は鹿児島本線の一部で、植木、山鹿間は現在鹿本鐵道會社の線路が開通しております。この鹿本鐵道の宮原附近から山鹿を經て南關附近までは鐵道敷設法豫定線になつております。本件は約六十二キロの見込みでございまして、未だ調査もいたしておらぬのであります。
もとより關係の町村、あるいは鐵道會社それ自身は、資金、資材を投じ、また沿線の住民は、學生その他も勞力奉任をしておりますが、これをやるにはとうてい力が足らない、こういう觀點に基きまして、公共土木費的な觀點に立つて、何とぞ災害復舊費を國庫から援助してもらいたいというのが趣旨の要點でございます。
○林(大)委員 第三條の第一項に、「獨占的性質の企業」とありますが、私設鐵道會社、ガス會社、電氣會社をどういうようにお扱いになりますか伺いたいと思います。
○田中(不)政府委員 それでは先ほど委員長から御指摘になりました鐵道特別會計の、いわゆる連帶未納金と申しまして地方鐵道會社から省へ納むる收入の未無の件につきまして具體的に申し上げます。
私どもの地方における西日本鐵道會社は、三地域にわたつて私設鐵道をもつております。いわゆる北九州地區においてはこれを四倍の値上げにし、福岡地區においては値上げをしない。あるいは大牟田地區においても同様でありました。從つて北九州地區における經理内容は大きな黒字をなして、その黒字をなしておる鐵道を四倍の値上げをし、福岡地區において缺損をしているものを値上げをしてなかつた。
日本におきましても自然競走に委せますならば、一都市におきまする鐵道會社、小さな都市と小さな都市を繋ぐくらいの私設鐵道でありますならば、百マイル未滿の軌道なり鐵道は、道路を修理しまして、バスなりトラツクが發達しますと、大抵の會社は經營難に陷ります。私鐵は現在殆ど自分の並行線を持つております。自分で皆乘合バスを持つておるというような状況であります。
今囘のような鐵道會社の赤字等につきましても、コンモン・フアンドのような制度もごこいますが、相互的な救濟施設といつたような場合も――現在までアメリカの鐵道は御承知のように一九三五年から三七年當時が最も自動車竝びに一般經濟界の不況のために困難を極めて時代でございましたが、その當時でもコンモン・フアンドによる金を放出するというようなことでなく、不經濟な線路の營業を停止するとか、各般の措置によつてどうやら切